週刊・玉さん 5 ~探求の方向は何処にむく
アレから3週間。
へっぽこ家、ネコの玉さんの経過診察の日がやってまいりましたですょ。
「えぇーいきたくないのニャ」
この日はへっぽこの人間娘が通っている高校が試験の関係でお休み。
一緒に付き合ってもらいました。
だって、彼女の実力ではもう到底足を踏み入れる機会なんてこない、
天下の東大ですもの~。
そうねぇ、間違ってでも入れたらいいですけどねー(笑)
そんな見物 学校見学も兼ねて、女子は女子同士ってことで
行ってまいりました~。 あ、残りの女子・うっさんはゴメンね、留守番です。
朝10時からの予約。
朝は余裕シャクシャクかまして8時には出たのに、なんとまぁ首都高速は渋滞になってしまい、
結局、病院に入れたのは予約の時間の10分前。ふー、間に合ってヨカッタヨカッター
時間ピッタンコに診察に呼ばれ、診察室に入りまして。
玉さんの近況を話してきましたょ。
「もうおうちではいつもの生活な感じで、遊んでますしご飯も前と同じくらい
消費するようになりました。
すっごい元気なので、今回、わざわざ診察を受けるのもどうかって思うくらいだったですー。
尿も1日2~3回、便も硬さもいいし、1日1回で前と変わらない。
体重も増えたと思います!
「一応、血液検査はしますね。数値が知りたいので。
あと、またエコーの検査もしたいので見せていただきますー」
「え!エコーですか?またするんですか?
この前、あんまりにも法外な料金だったんでビックラしたんですけどー!
絶対しなくちゃならないモンなのですかー?」
へっぽこはこの前のとんでもない請求金額に自分の肝臓がヘロヘロになってしまったので、
思い切ってドクターに思いをぶつけてみたところ、
「あ、初診はどうしてもかかっちゃうんですょ、スミマセン。
今回は必要最低限でしますので、そんなに金額いかないと思いますので~」
「そうですか、そーですか(安堵)」
「では玉ちゃんお預かりしまして、検査しますね。
検査のほうは最低で1時間かかりますので、待合室から席をはずすときは
受付の窓口にことづけて出かけられても大丈夫ですから。
戻られましたら、また窓口にまでお声かけてくださいね」
という運びで、時間を潰しながら。(時間つぶしはおまけでごらんください)
結果が出ましたょー!。
こちらはこの前検査を依頼していた「すいぞう」の検査結果です。
あ、脾臓と勘違いしちゃってました(汗)
結果は・・・シロ ですょ!すい臓には異常はありません。
ほー、ヨカッタヨカッタ。でも元気だからね♪ふんふん♪
が。 しかし・・・
あら?
先生も渋いお顔をされてましてですね・・・
ALP、GPTの値がぜんぜん下がっていないんです。ほぼ横ばい。
「実は、この数字はけっこうすでに肝臓が壊れていますっていう数字なんですょ。
この前から投薬してて、結局この数値っていうのは効き目がないってこと。
結果からいいますと、まだ状態が良くはないんです。
ただ、黄疸の値は半分に下がりましたからよかったです。
黄疸が出ているとまたいっそう悪いものなので。
お薬で抗生物質を出して様子をみてましたが、あんまり効き目もなかったみたいですねー」
「で、で、でもすごい元気なんですけどー??」
「やはり、このまま数値が横ばいで続いたり、もしくは高くなったりしたら、
原因がわからない限り治療がすすまないんです。
なので、もう1歩踏み込んだ検査・・・この前お話しました、肝臓の組織を
一部切り取ってする「生体検」っていうんですけど、ソレがイチバンなんでけども。」
「えぇぇぇぇー!それはちょっと(嫌)」
「なので、黄疸の数値が下がってきていましたょね。
この数値のレベルだと、避妊手術ができるんです。
もしこのまま数値が下がらないようなことが続くようなら、そのついでに
検査をされたらいかがでしょうか?」
へ。
ついで。ついで? ついでねぇー。
ちょっと、オクサンー。ついでとかおまけとかさ、主婦の心くすぐるそのフレーズ。
先生、けっこうお達者だね?(なんのだ)
最初は、予定していた玉さんの避妊手術から発覚したこの病気。
なので、もう諦めていた避妊手術ができるという件に、なんか目からウロコです。
「最初の病院で、こんな肝臓の数値だと手術はできないって話だったのですけど・・・
ほんとうに大丈夫なんですか?」
「黄疸の数値が下がっているので、この位だったらできます。
もちろん、麻酔科医と外科医と相談しましてからの検討になりますが、
麻酔薬も肝臓に負担がかからないものもあるので、いけると思います。
ただ、もう1ヶ月、様子をみさせていただきますか?
このまま数値が下がればいいんですが。
で、もし下がらなかったらの場合として、この検査をいよいよ検討しましょう。
お薬のほうは、この前と同じお薬を2種類。
抗生物質は効果が見られなかったのでやめましょう。
見た目は元気だとおもうのですけど、肝臓の場合は本当に具合が悪くなったときで
症状が出てくる沈黙の臓器なのでね、気がついたときはすごい悪いことのほうが
多いものなのでね・・・(苦笑)」
●ウルソ50mg
●ネオファーゲンC、ともに1日/1回。
見た目は元気でも、なかなかどうして!奥が深すぎですょ。
やっぱりオキテ破りだわ~、玉さーん!
お疲れさん、玉さん。
今日はおなかのおケケは剃られなかったですょ(笑)だってまだ前のとこ短いままだもん
ごほうびに新しい猫用のハウスにご満悦。
なかなかどうして、そんな思いがけない結果になってしまいましたが、
ちゃんとご飯(フード)も水もいつもに増して食べているので、
ソレは安心しておりますですよはい。
なので、この日は最後の検診にすんベー!と勝手に勢いづいておりましたが、
もう少し、お付き合いくださいませねー。
なかなか、こんな事態になるとは思わなかったわー。
へっぽこもさらにズトレスで自分の肝臓を傷めませんように、と。
次回の診察は1ヶ月後です。
また娘も学校は春休みだろうから、付き合ってくれるかな。
こんな状況でも浮きどころを求めんと彷徨うのでありまするー。
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2011.02.26 | | Comments(6) | Trackback(0) | たまさん
